初めての転職をした先は、カメラや医療器具、双眼鏡に使用されるレンズ研磨を行っている会社でした。

自分の勤めていた会社の経営が危なくなった話
自分の勤めていた会社の経営が危なくなった話

初めての転職をした先は / 63歳 男性

初めての転職をした先は、カメラや医療器具、双眼鏡に使用されるレンズ研磨を行っている会社でした。

そこで働く社員数は30名足らずという、小規模な会社ではありましたが、大手のカメラメーカーとの業務提携を結んでいる事、実際にその仕事内容の大半が、その関係で成り立っているということもあり安定さを感じ、そこにお世話になる事になったのでした。
働き始めて5年近く経った頃、会社を取り巻く状況が変化していきました。
日本の景気が落ち込み始め、これが長らく続いていく事で、取引先の数は減り、頼みの綱の大手カメラメーカーからの仕事も激減してしまったのです。

そんな悪状況を社員が肌で感じることになったのは、まずパート、バイトの削減でした。
社員だけでも仕事をこなせてしまう現実、社長も苦渋の決断だった事と思います。昇給もなくなり、私の場合は据え置きでしたが、中には減給されてしまった人もいたほどでした。
そんな状況ですから、これに不満を持つ社員は辞めていき、半数近くになり、私も転職を考えた頃に少し明るい兆しが見え始めたのです。
カメラメーカーから長期に渡る受注が約束され、これによって仕事の拠り所となる柱ができたのでした。

これを境に、他の取引先からも再びの受注が来るようになる等、さすがに全盛期までとは言いませんが、少なくとも会社経営に支障を来たすレベルを回避できるようになりました。
私自身も、そんな苦難の時期を辛抱強く乗り越える働きを認められ、久方ぶりの昇給を手にした時には、ようやく安心できる実感を得られました。
どこもかしこも不景気だっただけに、もしあの時辞めていたならどうなっていたか、そう考えると今の状況をとてもありがたく感じています。

おすすめリンク



Copyright(c) 2017 自分の勤めていた会社の経営が危なくなった話 All Rights Reserved.