以前、不動産管理会社に勤務していました。

自分の勤めていた会社の経営が危なくなった話
自分の勤めていた会社の経営が危なくなった話

以前、不動産管理会社に勤務していました / 42歳 男性

以前、不動産管理会社に勤務していました。
当時、世の中ではIPOと言って、比較的新しい会社がジャスダック等の新興市場に上場する会社が多く、勤めていた会社もそれを目指し、社内体制の整備という触れ込みで入社しました。

私は経理職でしたが、当時は従業員数も150名程おり、不動産管理物件も事業所所在地がある地域では、割と名の知れた存在でした。
業務のワークフローや会計監査、業務監査などは実はコストや労力がかかるため、一般的な中小企業ではそれほど力を入れていない企業が多いのですが、その会社も以前はそうであったため、業務の無駄、ダブリなどが多く発生しており、また、それぞれの事業領域で単月に利益が出ているかどうか、またその対策はという考えもない状態でした。

これらを見直し、構築していく日々が続いていましたが、リーマンショックあたりから、見る見るうちに荒利が大きく、利益に対する寄与度が高かった売買仲介が減少し、急速に事業環境が変わってしまいました。
すると人員削減ということで、私を含めた管理部門の多くは営業部門に配置転換され、多くのものが辞めていきました。
人員削減を目的とした配置転換であることは当然分かっていて、そこから1年頑張りましたが、事業環境が改善せず、一部部門の他社への売却となり見る見るうちに事業縮小。辞める直前には70名程度の従業員数となり、約半数の者が会社を去った状態でした。

収益構造を特定の分野に偏り過ぎて、他の部門を放置して一発逆転の新規事業に乗り出したものが失敗したのです。
急激な事業環境の変化に対応しきれなかったのがこの惨状の原因だと思います。

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